僕は、元祖ブラック企業ワタミに新卒で入社しました。
2009年のことです。
執筆してる現在は2019年ですから、もう10年前ですね(^_^;)
月日の流れを感じます(笑)
今回は、社会人10年目の僕が、新卒の会社を辞めたい気持ちを考えてみます。
ワタミの社員使い捨て体質
当時のワタミは景気が良く、同期は300人いました。
「えっ、300人⁉︎そんなに採用して大丈夫なの?」
という声が聞こえてきそうですが、答えは大丈夫。
何故なら、退職前提の大量採用なのです。
ワタミを典型的なブラック企業だと思う要因の一つに、社員使い捨て体質があります。
それが採用人数300人に現れています。
外食産業の入社3年以内の離職率は50パーセントと言われています。
3年で社員の半分は入れ替わる計算です。
そう考えると、恐ろしいですね( ;∀;)
ワタミも例外ではありません。
できればよし、無理ならやめても構わない
ワタミの社風として、僕が4年勤めて感じたことがあります。
「適当に社員に負荷をかけ、結果的に仕事ができればよし。無理ならやめても構わない」
という雰囲気です。
いくらワタミ側が「それは違う」と否定しても、大量採用と離職率を鑑みれば、ワタミの本音が透けて見えます。
関連記事pickup!

新卒入社3ヶ月でやめた僕の同期
ワタミでは、使用期間は3ヶ月。
3ヶ月経つと、本配属といって改めて店に配属されます。
そのときを待っていたのか、ちょうど3ヶ月でワタミをやめた同期がいます。
彼は、社宅を勝手に引き払って実家に帰りました。
実家に連絡した部長に、彼の母親はこのように言ったそうです。
「息子はもうやめると言ってます」
僕が思うに、せめて自分で言うべきじゃないかとは感じましたね。
社会人になってまで、親に尻拭いさせるのはどうかと思います。
では僕の昔話はこのくらいにして、次からは、新卒がすぐに会社をやめたい理由を考えてみます。
新卒で入社したけど、すぐ会社をやめたい理由
僕は曲がりなりにも10年社会人をやってます。
入ってすぐやめる人の特徴は何となくわかります。
それに、新人時代の自分の気持ちを思い出しつつ、新卒で入社して、すぐやめたくなる理由を考えてみました。
仕事ができない
僕は、この原因が8割を占めると思います。
それは「仕事ができない→面白くない→やめたくなる」ということ。
何でもそうですが、自分ができないと面白くありません。
これはゲームでも同じでしょう。
ゲームの最初は、弱いスライムと戦ってばかり。強いボスには歯が立ちません。
このころは、作業的にレベル上げをしないといけません。
このときは、たいていの場合、楽しくはありません。
楽しくなってくるのは、自分が強くなり、徐々にゲームのルールを理解し始めた時からです。
このときは、キャラクターに愛着も沸き、ゲームを進めることが楽しくなってきます。
関連記事pickup!

仕事ができないと、会社にいる意味を見出せない
仕事ができないできないと、新しい面白そうな仕事を任せてもらえません。
面白そうな大きな仕事は、先輩や上司がやってしまいます。
新卒に回ってくるのは、誰でもできるような仕事ばかり。
そこで思うんですね。
「こんな仕事誰でもできる」
「この仕事をするために、この会社に入ったわけじゃない」
このように考えてしまいます。
こうなってくると、徐々に「めんどうだな。やめたいな」となってきます。
自分がいてもいなくても変わらない
仕事ができないと、このように思うことがあります。
「別に俺がいなくても変わらないよな」
はい、実際そうです。
でも、待ってください。
これは新卒だからではありません。
誰でもそうです。
一人の社員が休んでも、すべての会社の仕事がストップする、なんてことはありませんよね。
どんなに仕事ができる先輩でも同じです。
新卒が会社を辞めたい、と思わないためには、まず仕事ができるようになれ!
「仕事ができない→仕事を辞めたい」を脱出するには、すごくシンプルです。
そうです。仕事ができるようになるしかありません。
新卒が思う、たいていの仕事辞めたいは、仕事ができないからです。
そこを発端にしていることを、受け入れてほしいと思います。
仕事ができない時代に何を言っても、信用してもらえません。
「いいからまずは、やるべきことをやろう」これを新卒には言いたいですね。
会社を辞めることは、悪いことではない
もちろん、ワタミのような社員使い捨て体質のあるような会社など、ブラック企業に入ってしまったら、逃げることを考えましょう。
やめることが必ずしも悪いとは、僕は思えません。
会社を辞めるなら、しっかりと会社のことを知りましょう。
そのためには、口コミです。
キャリコネをみれば、実際に働いている社員たちの口コミを見ることができます。
入ってみたらブラックだった、をさけるためにも、情報収集はしっかりしたいですね。
【まとめ】

コメント