脱正社員マニュアル

ワタミ正社員→退職→ワタミの裏側を暴露するフリーライターナイン→ニート→非正規社員(今ココ!)

ワタミを辞めた理由とワタミのブラックな労働環境について

こんにちは。ナインこと青井龍光です。

僕は、元祖ブラック企業ワタミに勤めていました。

その経験から、フリーライターのナインとして、キャリコネというサイトや実話ブンカ超タブーという雑誌で、ワタミ内部の話を主に書いていました。

 

その後どうしてたかって?

ナインは、ニートを経由して、非正規という働き方に降格したんだってよ。

 

ブログタイトルの下、ブログ説明にもあるとおり、

ワタミ正社員→退職→フリーライターナイン→ニート→非正規社員(今ココ!)

こんな状態です。

 

一体どこで人生の選択を間違ったんだよ。

 

子供の頃は「将来は飛行機のパイロット、無理ならJリーガーになりたい」なんて口にする何もしらない純粋無垢な少年だったのに。

現実ってこんなもんさ(寂しい)

 

目次

 

そもそも何でワタミに入社したの?

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ワタミには2009年に新卒の正社員として入社し、4年ほど勤めました。

なぜワタミに入ったかというと「自分の店を持ちたい」という気持ちがありました。

 

こんな話をすると「そうか、ナインって奴は目標があってワタミに入ったのか」と思われる方もいるかと思います。

でも、そんなんじゃないから。

 

何となく「自分の店を持つってカッコいい」などという学生気分の憧れからでした。

今思えば、目標なんていうレベルではありませんでした。

 

だから「こういうことが好き」「この仕事で一生やっていきたい」というものがある人が羨ましいとも感じていました。

僕には何もなかったから。

何もなかったからこそ「面接に行って内定をもらったワタミに何となく入社した」というのが正直なところです。

 

まずここが人生の選択の間違いだったかな。

新卒という就職のプラチナチケットを、こんなクソブラック企業に使ってしまうなんて。

 

今では「ブラック企業=ワタミ」というくらい悪いイメージが定着していますが、当時はそこまで批判も強くはありませんでした。

それに「ブラック企業」なんていう言葉もなかったしね。

 

何でワタミを辞めたのか?

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ワタミを辞めた理由は、

1、プライベートも充実させたい。決まった日に休みたい 

→サービス残業が多く、さらに休みが少ないのがワタミだよ。

 

2、サービス業そのものも好きになれなかった 

→丸4年やってきた結論がコレ

 

主な理由がこの2つです。

特に2つ目なんか、もう早く辞めちゃえよってな理由ですよね。

 

4年やった上で好きになれなきゃもう無理だろって。

僕には、向いていなかったんですね。

ていうか、よくそんなんで四年も持ったなって。過去の自分をホメたいくらいさ。

 

ワタミを詳しく話す前に、知っておいてほしいこと

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キャリコネさんでも詳しく書かせてもらってますが、ワタミの労働環境について、お話しします。

 

最初に断っておくと、2012年あたりから、ワタミに対するブラック企業批判が強まり、現在は改善が進んでいるそうです。

(僕の在籍期間は2009年~2013年の4年間)


僕は今、ワタミにいないので、どこまで良くなったのかはわかりません。

ただ僕が思うに、おそらく当時のワタミと比べると良くなった程度で、他の企業から見ると、まだまだ厳しい環境では? と思っています。

 

そのくらい、根強いワタミ文化があり、それを作ってきた上司たちも厳しい環境で育ってきています。

改善と言われても、何をどうしていいかわからない、というのが本音じゃないの?と思う事がその理由です。

 

要は、ブラックブラックと周りが言うから、仕方なく改善しますっていうポーズじゃないの。渡辺美樹さんよ。
そもそもワタミにしてみれば「ブラックブラックって言われてるけど何が問題なの?」くらいに思っている可能性もあると思います。 

 

ワタミは、1984年に産声をあげ、今では東証一部上場企業。今までのブラックな労働環境で、曲がりなりにも大きくなってきた会社です。 

一定の成功を収めているからこそ、環境を変えるのは勇気がいるでしょうし、簡単ではないと思います。

 

前置きはこのくらいにして、私の経験してきたワタミの労働環境を話していきたいと思います。

  

ワタミの労働環境って実際どうなの?

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ワタミの外食、居酒屋勤務になると、店の営業時間は、16時~翌3時、金土祝前日は5時。365日、店の定休日はありません。

もちろん、毎日ずっと店にいるわけではありませんが、週休二日など夢のまた夢。

 

さらにワタミでは、店での仕事に加えて、研修、課題レポート提出、 会議、ボランティア活動など様々な仕事が課せられます。

ただ居酒屋で働いていればいい、ということではないのですね。

 

そして、ワタミでいう労働時間とは、あくまでも「店で仕事をしている時間」という扱いです。 

何が言いたいかというと、先ほど話した研修などといった社員の行事は、労働時間に含まれていないタダ働きです。


今は、周囲からのブラック批判のあおりを受け、研修時間も労働時間として賃金も支払っているそうですが、私がいた当時は、そんな世間の常識は通用しませんでした。

 

研修は、店のシフトがない日に行われることも常態化していました。

店では休み扱いで、実際には研修をしているのです。これでは、休みが休みにならないですよね。

 

店にはいないけど、ワタミから指示を受け、研修やら何やら、やらされるわけです。 

結局は、仕事上の招集を受け、給料にならない労働をしているのですから。

  

早朝研修・理念研修の時間帯は異常

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ワタミの研修には、大きく分けて早朝研修と理念研修があります。 

早朝研修は、その名の通り、朝の7時から9時まで行われ、月一回必ずある社員研修です。

理念研修は、3か月周期で年に合計4回、時間は朝の9時~12時まで、これも社員向けに行われます。

 

この朝の時間帯ですが、一般の会社員であれば、特に問題視されないでしょうが、居酒屋に勤めている社員にとっては、異常な時間帯なんです。


理念研修がある場合のスケジュールを例として挙げます。

私たちの仕事が終わるのは、明け方の4時か5時。そこから朝9時~12時まで理念研修、さらにそれが終わってから、店の営業が16時からあるのです。

 

理念研修があるときは、ご飯を食べる時間も、寝る時間もなかなかとれないスケジュールになります。

 

ちなみに「明日は理念研修だから、店での仕事は休み」などというワタミ側からの配慮は決してありません。

店は365日営業しているので、休みたければシフトの穴を埋めれば、という条件付きになります。

実際には店次第になるので、それが出来る店もあれば、出来ない店もあります。


さらに、レポート提出やメニュー変更の準備など、店の営業時間の前後にやることもあり、労働時間に入っていない労働をよくやっていました。 

1日17.18時間労働もザラですからね。

  

たまの休みは寝て終わり

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今では和解しましたが、ワタミで過労自殺をした女性社員の裁判でも、このような異常な労働が指摘されていました。

一事が万事、こんな状態なので、ワークライフバランスなんてあったもんじゃないです。

 

たまの休日も、朝の5,6時に帰宅し、そこから風呂や食事をとり、8時ごろ眠スケジュールです。

起きるのが、夕方の17時くらいになり、外を見ると、徐々に暗くなってくる時間帯です。

そこから何かしようにも「なんかもういいや」って気になります。

 

結局、寝て過ごして終わり。こんな生活が続いていました。今思えば、よく四年も続けたなあと思いますね。

 

そう、ワタミなんて、すぐに辞めたかったさ。

辞めたかったんだけどね。新卒で入社して、半年一年くらいでやめると

「最近の若いもんは根性がない」「ちょっとキツイとすぐやめる」なんて言われますよね?

 

そういう奴らに言いたい。

お前ら、同じ環境で同じ仕事してから言えよ!

ってね。

 

当時は「入社したら三年は勤めろ」という謎の迷信を信じることに。 

ここで、僕のワタミでの目標は入社後に変わりました。

 

最初は「自分の店を持ちたい」でしたが、入社後は「早く3年過ぎてワタミを辞めること」でした。 

意識高い系の目標から、一気に意識低い系ダメ社員の目標に転落したよね。

今の姿の片鱗がここにありってか?

 

やっと辞められたぜ!ワタミ


こんな感じで、半ば思考力を失って過ごしてきたワタミ。

私はなんだかんだで4年勤めました。3年で辞めなかった残りの1年は、惰性みたいなもんです。

タバコでいうシケモクです。お茶の出がらしです。ぞうきんのしぼり汁です。

 

働いている頃は、辛さが80%、ちょっとの楽しさが20%くらい。

退職が決まったときは「やっと辞めれたよ!」という開放感しかありませんでした。

 

ですが「ワタミ」というブラック企業に勤めたということが、今後の人生に思わぬ形で役立とうとは思ってもみませんでした。それは後々、書いていくことにします。