30代非正規雇用に将来はあるのか?正社員から契約社員に転職した、僕の働き方改革

30代非正規雇用の悲哀

僕は2009年、ブラック企業ワタミに正社員で入社しました。 

2013年、労働環境の悪さに嫌気がさし退職。その後、非正規雇用(契約社員)で働いています。

僕は、正社員から非正規雇用になってよかったと思っています。

 

「非正規なんて不安定だし、やめたほうがいい」

「30過ぎで非正規なんて、将来のことをちゃんと考えてるのか」なんていわれたこともあります。

一般的には確かにそうだと思います。

でも僕は、必ずしも正しい意見ではないと思っているんです。

ポイントは、社会保障と労働環境にあります。

 

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非正規雇用の働き方改革① 労働環境の安定

「正社員は安定している」

何年も前から言い伝えられている日本の常識ですよね。

政府が「働き方改革」を叫ぶ昨今にあって「正社員だから安定」ではないと思っています。

 

そもそも何をもって「安定」なのでしょうか。

僕が思う安定とは「社会保障と労働環境」です。

この2つさえ手に入れば、非正規雇用でもいいのでは、と思うんです。

 

ブラック企業問題について

昨今では、ブラック企業問題があります。

僕が新卒で入社したワタミは、サービス残業が横行していました。

正社員で働いていたワタミでは、過労死ラインで働かされていました。

店に出勤していない日に研修したり、サービス残業なんかやって当たり前でした。

 

ワタミの外食、居酒屋勤務になると、店の営業時間は、16時~翌3時、金土祝前日は5時。365日、店の定休日はありません。

もちろん、毎日ずっと店にいるわけではありませんが、週休二日など夢のまた夢。
 

さらにワタミでは、店での仕事に加えて、研修、課題レポート提出、 会議、ボランティア活動など様々な仕事が課せられます。

ただ居酒屋で働いていればいい、ということではないのですね。

ワタミを辞めた理由とワタミのブラックな労働環境について – 脱正社員マニュアルより抜粋

 

「正社員」をエサに、過酷な労働環境を強いるブラック企業

いくら正社員といっても、過酷な労働環境で、心身が疲弊しきっても仕方ありません。

僕はワタミで働いて、そのことを身をもって経験しました。

それに、僕だけではなく、「正社員」というポストをエサに、若者をいいように使い倒す企業がいる現実があります。

 

1カ月ほど入院して復職したが、1年8カ月後の10年4月、勤務中に営業所の入るビルから飛び降り過労自殺した。

キリンビバレッジ配送過労自殺の遺族に話を聞くと、死亡する半年ほど前に脱毛が始まり、体重も5キロ減るなど心身ともに限界を超えていたが、「(辞めて)アルバイトとなると世間の目もある。もう少し頑張ってみる」などと話していたという。

(引用元:キリンビバ自販機配送の23歳社員が過労自殺 心身ボロボロで繁忙期突入、転勤2カ月めに営業所で飛び降り:MyNewsJapan)

 

この男性のように「正社員だから頑張る」という人もいるでしょう。

でも、これでは何のために働いているのかわからなくなります。

 

今のことは、こちらでも書いてます。

生きるための仕事に殺される現代 正社員=安定の論理は破綻している
会社に縛られず、むしろ会社を利用していくことが大切です。  自分のしたい生き方を理解して、それをするためにはどうすればいいのか、考えていくことです。 

 

僕の働き方改革

先に紹介したように、正社員で悪い労働環境なら、何が安定なのかわからなくなります。

僕は、非正規雇用でも社会保障があり、サービス残業がない仕事の方がいいと思っています。

実際に、非正規雇用に転職してサービス残業はなくなりましたし、労働環境は劇的に改善しましたね。

結果的に、これが僕にとっての働き方改革でした。

よりよい労働環境こそが、僕の求めていたことだったんですね。

 

ワタミの働き方は、こちらで書いています。

ワタミを辞めた理由とワタミのブラックな労働環境について
僕は、元祖ブラック企業ワタミに勤めていました。 その後ニートを経由して、非正規という働き方に降格。一度ブラック企業に入社すると、労働環境の負の連鎖から抜け出せません。
過労死ラインでこき使われたけど、やっとワタミを辞めて自由になれた!
ブラック企業は、自分のことしか考えていません。そこで働く社員など、会社のコマくらいに考えているのでしょう。 ワタミにいた僕は、残業時間100時間ごえ、過労でダウンしても、休めませんでした。 これを見ると「ブラック企業っておそろしい…」こう思うでしょう。

非正規雇用の働き方改革② 社会保険があるか

ここからは、非正規雇用の社会保障について話していきます。

僕は非正規雇用ですが、厚生年金に会社が加入しています。

そして、社会保険の健康保険に加入しています。 

非正規雇用でも、保障さえしっかりしていれば、 大きな問題はないと僕は考えています。

 

厚生年金と国民年金

厚生年金と国民年金。

どちらに加入するかで、将来もらう年金額が変わるのです。 

厚生年金保険料は、会社と労働者で折半して払います。給料から天引きされます。

これに対し、国民年金保険料は月々全額を自己負担します。

 

実際に払う国民年金保険料

国民年金保険料は所得や収入にかかわらず一定額となっています。

2014年度:15,250円/月
2015年度:15,590円/月
2016年度:16,260円/月

 

厚生年金保険料は収入(標準報酬月額)によって変わります。

以下は参考までに、平成26年(2014年)9月からの標準報酬月額別の厚生年金保険料です。

20万円:34.948円 /実質負担17.474円
30万円:52.422円 /実質負担26.211円
40万円:71.643円 /実質負担35.821円

実際に僕らが支払う保険料は「実質負担」に書いた金額です。

厚生年金だと、半分は会社が出してくれるので、その分おトクですね。

 

将来もらう年金額

では実際に年金として受取る金額には、どのくらいの差が出るのでしょうか。

今まで支払ってきた金額にもよりますが、例として挙げておきます。

 

国民年金のみを受け取っている人の年金額(月額):49.632円

厚生年金受給者の平均受給年金額(月額):149.334円

(平成23年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況より)

 

月に10万近く差があるという計算です。

老後を20年と考えても2400万円も受給額に差が出る計算となります。

 

・国民年金より厚生年金の方がトク

・非正規雇用でも、厚生年金に入っている会社なら、正社員と待遇が変わらないので良い

 

健康保険について

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年金と同じように社会保障の大事なこと、健康保険について考えてみましょう。

社会保険の健康保険と国民健康保険の2つがあります。

 

社会保険が会社と折半して月々保険料を負担するのに対し、国民健康保険が全額自己負担です。

ここが大きな違いですが、社会保険であれば家族が何人いても負担額は一定ですが、国民健康保険は家族が増えるほど均等割という仕組みにより負担が増えます。

 

要するに社会保険であれば、結婚して扶養家族が多くても保険料は変わりません。

国民健康保険の場合は扶養家族が多いと、それだけ保険料も増えます。

働く側からすると、社会保険の保険料は半分を会社が負担してくれているわけですから、その点からもお得と言えるでしょう。

 

【まとめ】真の働き方改革とは、自分の求める働き方を見つけること

・正社員かどうかは重要ではない

・社会保障と労働環境の安定が重要

 

これを見ている人は、正社員で疲弊している人もいるでしょう。

非正規雇用で将来が不安だ、という人もいるかと思います。

確かに将来を考えることは大切なことですよね。

ただ一番大事なことは「あなたが思う働き方」です。

僕はワタミで無理して正社員で働き続けていたら、確実に過労でダウンして退職したでしょう。

非正規雇用で働くなら「社会保障と労働環境の安定」さえ考えれば、あとはどうとでもなることを知ってほしいと思い、この記事を書きました。

 

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