利食いとはなにか
利食いとは、もともとは株用語です。
値上がりした株を売り、または値下がりした株を買いもどして、差額を儲けることをいいます。
要は、タイミングよく売り買いして儲けることですね。
FXに置き換えると「買ったドル買った値段より高値で売れた」といった状態です。
含み益と含み損
一般的に利食いとは、利益を確定させた状態をいいます。
「売れば利益になるが、まだ持っていよう」
この状態であれば「含み益」といいます。
逆に「今売ったら損になる」という状態を「含み損」といいます。
利食いの反対は
利食いがタイミングよく売り買いして儲けることでしたね。
では、利食いの反対は、売買の失敗。
買った値段以下で売って、損してしまうことです。
ですが、あえて損する状態で売ることは、投資のテクニックとされています。
これを「損切り」といいます。
損はしていますが、損切りは、必ずしも悪いことではありません。
「損がこれ以上、膨らまないようにしよう」
このように考えて、損してでも売り抜けること。
FXのみならず、投資において重要なこととされています。
【ワンポイント】投資の格言
「利食い千両」
利益が出たら「もっと上がってから売ろう」と欲を出さずに、さっと売却して利益を得よう、という投資の格言です。
投資する以上、儲けたいとは誰しも考えるもの。
格言になるくらい売却のタイミングは難しいということですね。
【まとめ】利食いと損切り
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