ワタミを辞めた理由とワタミのブラックな労働環境について

ワタミにいたときの話

こんにちは。ナインこと葵です。

僕は、世間ではブラック企業といわれているワタミに勤めていました。

その経験から、フリーライターのナインとして、キャリコネというサイトや実話ブンカ超タブーという雑誌で、ワタミ内部の話を主に書いていました。

 

僕の経歴は、こんな感じ。

ワタミ正社員→退職→フリーライターナイン→ニート→非正規社員(今ココ!)

こんなんです。そう、底辺です。

 

今回は、なぜワタミに入社したのかという話から、ワタミの労働環境が実際にどうだったのか、ワタミで4年働いた僕の経験から話していきたいと思います。

 

ワタミにいた頃の話

 

そもそも何でワタミに入社したの?

ワタミには2009年に新卒の正社員として入社し、4年ほど勤めました。

なぜワタミに入ったかというと「自分の店を持ちたい」という気持ちがありました。

 

こんな話をすると「そうか、ナインって奴は目標があってワタミに入ったのか」と思われる方もいるかと思います。

でも、そんなんじゃないんです。

 

何となく「自分の店を持つってカッコいい」などという学生気分の憧れからでした。

今思えば、目標なんていうレベルではありませんでした。

 

だから「こういうことが好き」「この仕事で一生やっていきたい」というものがある人が羨ましいとも感じていました。

僕には何もなかったから。

何もなかったからこそ「面接に行って内定をもらったワタミに何となく入社した」というのが正直なところです。

 

世間的には「ブラック企業=ワタミ」というくらい悪いイメージが定着していますが、当時はそこまで批判も強くはありませんでした。

それに「ブラック企業」なんていう言葉もなかったですからね。

 

何でワタミを辞めたのか?

1、プライベートも充実させたい。決まった日に休みたい 

→サービス残業が多く、さらに休みが少ないのがワタミ

2、サービス業そのものも好きになれなかった 

→丸4年やってきた結論がコレ

 

主な理由がこの2つです。

特に2つ目なんか、もう早く辞めちゃえよってな理由ですよね。

 

4年やった上で、仕事を好きになれなきゃもう無理だろって。

僕には、向いていなかったんですね。

ていうか、よくそんなんで四年も持ったなって。過去の自分をホメたいくらいです。

 

ワタミを詳しく話す前に、知っておいてほしいこと

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キャリコネさんでも詳しく書かせてもらってますが、ワタミの労働環境について、お話しします。 

最初に断っておくと、2012年あたりから、ワタミに対するブラック企業批判が強まり、現在は改善が進んでいるそうです。

(僕の在籍期間は2009年~2013年の4年間)

僕は今、ワタミにいないので、どこまで良くなったのかはわかりません。

ただ僕が思うに、おそらく当時のワタミと比べると良くなった程度で、他の企業から見ると、まだまだ厳しい環境では? と思っています。

 

ワタミは、1984年に産声をあげ、今では東証一部上場企業。今までのブラックな労働環境で、曲がりなりにも大きくなってきた会社です。 

一定の成功を収めているからこそ、環境を変えるのは勇気がいるでしょうし、簡単ではないと思います。

前置きはこのくらいにして、私の経験してきたワタミの労働環境を話していきたいと思います。

 

ワタミの労働環境って実際どうなの?

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ワタミの外食、居酒屋勤務になると、店の営業時間は、16時~翌3時、金土祝前日は5時。365日、店の定休日はありません。

もちろん、毎日ずっと店にいるわけではありませんが、店長以上の役職になると週休二日など夢のまた夢。

 

さらにワタミでは、店での仕事に加えて、研修、課題レポート提出、 会議、ボランティア活動など様々な仕事が課せられます。

ただ居酒屋で働いていればいい、ということではないのですね。

 

そして、ワタミでいう労働時間とは、あくまでも「店で仕事をしている時間」という扱いです。 

何が言いたいかというと、先ほど話した研修などといった社員の行事は、労働時間に含まれていないタダ働きです。

今は、周囲からのブラック批判のあおりを受け、研修時間も労働時間として賃金も支払っているそうですが、私がいた当時は、そんな世間の常識は通用しませんでした。

 

研修は、店のシフトがない日に行われることも常態化していました。

店では休み扱いで、実際には研修をしているのです。これでは、休みが休みにならないですよね。

 

店にはいないけど、ワタミから指示を受け、研修やら何やら、やらされるわけです。 

結局は、仕事上の招集を受け、給料にならない労働をしているのですから。

 

僕が聞いた噂では「半年間で休日ゼロなんでしょ?」なんてことを聞いたことがあります。

もちろん、そんなことはありません。

サービス業ですから、休みがとりにくいのは事実です。

繁忙期は2週間に1日休みなんてありましたが、店長以下の一般職は週休二日はありましたね。

 

早朝研修・理念研修の時間帯は異常

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ワタミの研修には、大きく分けて早朝研修と理念研修があります。 

早朝研修は、その名の通り、朝の7時から9時まで行われ、月一回必ずある社員研修です。

理念研修は、3か月周期で年に合計4回、時間は朝の9時~12時まで、これも社員向けに行われます。

 

この朝の時間帯ですが、一般の会社員であれば、特に問題視されないでしょうが、居酒屋に勤めている社員にとっては、異常な時間帯なんです。

 

理念研修がある場合のスケジュールを例として挙げます。

私たちの仕事が終わるのは、明け方の4時か5時。そこから朝9時~12時まで理念研修、さらにそれが終わってから、店の営業が16時からあるのです。

 

理念研修があるときは、ご飯を食べる時間も、寝る時間もなかなかとれないスケジュールになります。

 

ちなみに「明日は理念研修だから、店での仕事は休み」などというワタミ側からの配慮は決してありません。

店は365日営業しているので、休みたければシフトの穴を埋めれば、という条件付きになります。

実際には店次第になるので、それが出来る店もあれば、出来ない店もあります。

 

さらに、レポート提出やメニュー変更の準備など、店の営業時間の前後にやることもあり、労働時間に入っていない労働をよくやっていました。 

1日17.18時間労働もザラですからね。

 

でも、これを普通としているのが、ワタミという会社です。

異議を唱える社員などいません。いたとしても、それは辞める社員です。

会社の決定なので、従えないならやめるしかありません。

 

たまの休みは寝て終わり

今では和解しましたが、ワタミで過労自殺をした女性社員の裁判でも、このような異常な労働が指摘されていました。

一事が万事、こんな状態なので、ワークライフバランスなんてあったもんじゃないです。

 

たまの休日も、朝の5,6時に帰宅し、そこから風呂や食事をとり、8時ごろ眠スケジュールです。

起きるのが、夕方の17時くらいになり、外を見ると、徐々に暗くなってくる時間帯です。

そこから何かしようにも「なんかもういいや」って気になります。

 

結局、寝て過ごして終わり。こんな生活が続いていました。

今思えば、よく四年も続けたなあと思いますね。

 

ワタミなんて、すぐにやめたかったけど…

 

そう、ワタミなんて、すぐに辞めたかった…。

辞めたかったんですけどね。

新卒で入社して、半年か一年くらいでやめると、こう言われるじゃないですか。

 

「最近の若いモンは根性がない」

「ちょっとキツイとすぐやめる」

 

こんな風に「やめた奴が悪い」っていう感じにさ。

少なくとも、転職の面接なんかはマイナスになれど、プラスになんかなりませんよね。

 

仕方なく当時の僕は「入社したら三年は勤めろ」という謎の迷信を信じることに。 

このとき、僕のワタミでの目標は変わりました。

 

最初は「自分の店を持ちたい」でしたが、入社後は「早く3年過ぎてワタミを辞めること」でした。 

意識高い系の目標から、一気に意識低い系ダメ社員の目標に転落しましたね。

 

で、転職するなら、もう絶対に失敗したくない。

コレ、めちゃくちゃ強く思いました。

 

転職先もブラック企業だったら絶対イヤだ!

ワタミをやめようと思ったはいいですが、一つ気が付いたことがありました。

それは、必要以上にブラック企業を恐れていること、でした。

 

だって、そうでしょ。

朝5時過ぎまで働いて、9時から12時まで研修で、16時から店で働くんですから。

こんな環境じゃ、転職するのも怖くなったんです。

 

その後の僕は、本当に慎重に転職先を決めることになりました。

転職活動に約1年かかりましたから。

転職エージェントにも相談しまくりました。

その時の様子はこちらに書いてます。

業界未経験でも安心―転職エージェントを徹底的に活用する方法。
「転職先がなかなか決まらない」「面接が上手くいかない」などなど。 こういった転職の悩みを解決してくれるのが転職エージェントです。 転職エージェントのメリットデメリットを話します。

 

やっと辞められたぜ!ワタミ!

僕はなんだかんだで、ワタミに4年勤めました。

3年で辞めなかった残りの1年は、惰性みたいなもんです。

タバコでいうシケモクです。お茶の出がらしです。ぞうきんのしぼり汁です。はい。

 

働いている頃は、辛さが80%、ちょっとの楽しさが20%くらい。

退職が決まったときは「やっと辞めれたよ!」という開放感しかありませんでした。

 

ですが「ワタミ」というブラック企業に勤めたということが、今後の人生に思わぬ形で役立とうとは思ってもみませんでした。それは追々、書いていくことにします。

では、今回はこの辺で。

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